入れ歯(義歯)とは
入れ歯(義歯)とは
歯を失ったときの主な治療法として、「ブリッジ」「インプラント」「入れ歯(義歯)」があります。中でも最もよく知られており、比較的短期間で治療を終えられるのが入れ歯(義歯)治療です。
歯が抜けた状態を
放置してしまうと…?
歯が抜けたまま放置した場合、まず抜いた歯と隣あっていた歯が倒れてきます。これにより歯並びのバランスが崩れてプラーク(歯垢)が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
また、抜けた歯と噛み合っていた歯は、噛み合う部分がなくなることで抜歯した歯の方向にどんどん伸びてきたり、お口全体の噛み合わせのバランスも崩れてきますので、顎関節症や顎が外れる原因となる場合もあります。
このように失った歯の代わりに、残った歯がダメージを受けるようになりますので、そうなる前に、ご自身に合う方法で歯を補うことをおすすめしております。
ぴったりの入れ歯づくりを
お手伝いします
当院ではまず、患者さまのお口の状態をしっかりと把握し、お悩みやご希望をしっかりとお伺いしています。
- 人前で口元を気にせず笑いたい
- 人前で口元を気にせず笑いたい
- 費用をなるべく安く抑えたい
- 食事をよく噛んで楽しみたい
- 長持ちする丈夫な入れ歯が欲しい
- 自分に本当に合う入れ歯にしたい
など
近年では入れ歯の種類も増え、選択肢が広がっています。それぞれの装置の特徴もしっかりとご説明させていただき、最適な治療法をご提案いたします。
「入れ歯をつくるのが初めて」という方はもちろん、「使用中の入れ歯が合わなくて困っている」という方も、どうぞ遠慮なく当院へご相談ください。
入れ歯を快適に
長くお使いいただくために
入れ歯を清潔に、より長持ちさせるためには、適切なメインテナンスを行うことが大切です。
入れ歯洗浄剤を使うなどのケアとともに、3〜4ヶ月に1回は当院での定期検診を受診されることをおすすめしております。
入れ歯の専門的なクリーニングや、合わない部分があれば裏打ちをして調整するなどして、快適にしっかり噛める入れ歯をいつまでもお使い頂けるよう末長くサポートさせていただきます。
入れ歯の種類・特徴
について
レジン床義歯(保険診療)
保険診療で利用できる素材は、総入れ歯・部分入れ歯ともにレジンという歯科用プラスチック製のみとなります。
デメリット
噛み心地が悪い場合がある
床(本体・土台部分)に厚みがあり
違和感がある
耐久性がやや劣る
メリット
安価で作れる
調整や修理がしやすい
部分入れ歯(保険診療)
数本の歯を失った場合には部分的な入れ歯を製作します。保険診療では金属のバネ(クラスプ)で固定するタイプとなります。
デメリット
金属のバネが目立ちやすい
固いものが噛みづらい
バネを引っかける健康な歯に負担がかかる
メリット
安価で作れる
ノンクラスプデンチャー(自費診療)
シリコン素材でできているため、歯ぐきに当たる部分の負担を軽減することができます。また、部分入れ歯では金属のバネを使用しないため、見た目も自然で目立ちにくい装置となっています。
デメリット
時間経過とともに変色する場合がある
温度変化に弱く変形には注意
飲食物の温度が伝わりにくい
メリット
金属のバネを使用しないため見た目が自然
シリコンが負担を吸着し周囲の歯にもやさしい
クッション効果で噛み締めることができる
金属アレルギーの心配がない
金属床義歯(自費診療)
床(本体・土台部分)が金属製の入れ歯です。食事の温度を感じやすく、また生体親和性に優れた金属を材料にしたものを扱っているため、金属アレルギーの心配が少ないのも特徴です。
デメリット
自費診療のため高額になりやすい
メリット
薄く軽量
丈夫で汚れにくい
飲食物の温度が伝わりやすく食事をより楽しめる
身体に優しい金属のため金属アレルギーの心配が
少ない
マグネットデンチャー(自費診療)
超小型の磁石で入れ歯を固定できる入れ歯です。安定したつけ心地でありながら、取り外しを楽に行えます。