親知らず

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親知らずとは

親知らずは、前歯から数えて8番目にあたる最も奥の歯で、「智歯(ちし)」や「第三大臼歯」とも呼ばれています。10代後半から30歳頃までの間に生えてくることが多く、上下左右で合計4本生えそろうのが一般的です。しかし、現代人は顎が小さくなる傾向にあるため、親知らずが生えないケースや、正常な位置に生えないケースも少なくありません。

親知らずが真っ直ぐ生えていて、健康な状態で機能している場合には特に問題はありません。しかし、横向きや斜めに生えている場合や、一部だけ歯茎から顔を出している場合には、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、定期的な検診で親知らずの状態を確認し、必要に応じて適切な処置を受けることが大切です。

こんな方におすすめ

  • 奥歯に痛みや違和感がある方
  • 親知らずが生えてきて気になっている方
  • 親知らずのまわりの歯茎が腫れている方
  • 口を大きく開けづらくなった方
  • 親知らずを抜くべきか迷っている方
  • できるだけ痛みや腫れの少ない抜歯を希望される方

当院の親知らず抜歯における特徴

豊富な実績による精度の高い診断

当院では週に5症例ほどの親知らず抜歯を行っており、これまで数多くの症例に対応してきました。難しい症例についても横浜市立大学や神奈川歯科大学との連携体制を整えており、患者さまの状態に応じて最適な治療をご提案できる環境があります。

横向きに生えている親知らずや、歯茎の中に埋まっている「埋伏歯」といった難しい症例にも積極的に対応しています。抜歯が必要かどうかの判断についても、CT撮影などによる正確な診査・診断をもとに、丁寧にご説明いたします。

歯科用CTによる三次元的な診断

親知らずの抜歯において、歯の位置や向き、神経との距離、周囲の骨の状態を正確に把握することは非常に大切です。当院では歯科用CTを完備しており、三次元的に親知らずの状態を確認することができます。従来のレントゲン写真では判断が難しかった複雑な症例についても、CTによる立体的な画像診断により、より安全で確実な抜歯が可能となっています。

痛みと腫れに配慮した丁寧な治療

親知らずの抜歯に対して、痛みや腫れへの不安を感じる方は多くいらっしゃいます。当院では、痛みを最小限に抑えるために表面麻酔を使用し、さらに業界で最も細い35Gの麻酔針を使用しています。麻酔をしっかりと効かせてから抜歯を行いますので、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。また、抜歯後の腫れをできるだけ抑えるために、テルプラグや人工骨を使用するなど、術後の回復を早めるための取り組みも行っています。

横向き・埋伏している親知らずにも対応

親知らずが横向きに埋まっていたり、歯茎の中に完全に埋まっている「埋伏歯」の場合でも、当院では抜歯に対応しています。このような難しいケースでは、CTによる事前の診査が特に重要です。神経や血管の位置を正確に把握した上で、できるだけ患者さまへの負担が少ない方法で抜歯を行います。

親知らずを抜歯したほうがよいケース

親知らずを抜歯するかどうかは、お口の中の状態や親知らずの生え方によって判断します。以下のようなケースでは、抜歯をおすすめすることがあります。

斜めや横向きに生えている親知らず

親知らずが斜めや横向きに生えていると、手前の歯を圧迫してしまい、歯並びに悪影響を与える可能性があります。また、歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。

虫歯になっている親知らず

親知らずは位置的にブラッシングが難しいため、虫歯になりやすい歯です。親知らずが虫歯になると、手前の健康な歯まで虫歯になってしまうことがあります。そのため、虫歯になった親知らずは抜歯をおすすめするケースが多くあります。

周囲の歯茎が炎症を起こしている親知らず

親知らずが一部だけ生えている状態では、歯と歯茎の間に汚れがたまりやすく、歯茎が腫れたり痛みが出たりします。このような炎症を繰り返す場合には、抜歯を検討する必要があります。

隣の歯に悪影響を与えている親知らず

親知らずによって隣の歯に深い歯周ポケットができている場合や、手前の歯を押して痛みが出ている場合には、将来的なトラブルを防ぐためにも抜歯が望ましいといえます。

親知らずを抜歯しないほうがよいケース

すべての親知らずを抜歯する必要があるわけではありません。以下のような場合には、親知らずを残しておくことができます。

真っ直ぐ生えていて健康な親知らず

親知らずが正常に生えていて、上下でしっかりと咬み合っており、歯と歯茎が健康な状態であれば、無理に抜く必要はありません。定期検診で状態を確認しながら、健康を維持していくことが大切です。

完全に埋まっていて問題のない親知らず

親知らずが骨の中に完全に埋まっていて、周囲の歯や組織に悪影響を与えていない場合には、経過観察とすることがあります。

将来的に活用できる可能性がある親知らず

親知らずは、将来的に歯の移植に使える場合や、入れ歯やブリッジの支えとして活用できる可能性があります。健康な親知らずであれば、そのような目的で残しておくこともあります。

抜歯によるリスクが高い場合

血液をサラサラにするお薬を服用されている方や、全身疾患をお持ちの方など、抜歯による出血や感染のリスクが高い場合には、抜歯をしないほうがよいケースもあります。また、妊娠中や授乳中の方についても、時期を見て抜歯を検討します。

ご自身での判断は難しいため、気になる症状がある場合には、ぜひ一度当院へご相談ください。

親知らず抜歯のメリット

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

親知らずを抜歯することで、ブラッシングがしやすくなり、お口の中全体の清潔を保ちやすくなります。親知らずが原因で起こる虫歯や歯周病を未然に防ぐことができ、手前の健康な歯を守ることにもつながります。

痛みや腫れから解放される

親知らずのまわりに繰り返し起こる痛みや腫れは、日常生活にも支障をきたします。抜歯によってこのような症状から解放され、快適に過ごせるようになります。

将来的なトラブルを予防できる

若いうちに親知らずを抜歯しておくことで、将来的に起こりうるトラブルを予防できます。年齢を重ねると抜歯後の回復に時間がかかることもあるため、問題が小さいうちに対処しておくことは有効な選択といえます。

親知らずの抜歯後に早く腫れを引かせるために

当院では、親知らずの抜歯後にできるだけ早く腫れを引かせるために、テルプラグや人工骨を使用しています。テルプラグは抜歯後の穴に入れることで、出血を抑えるとともに傷の治りを早める働きがあります。これにより、抜歯後の痛みや腫れを軽くし、日常生活への影響を最小限にすることが期待できます。

親知らず抜歯の流れ

問診・カウンセリング

まずは、親知らずの症状やお困りの点について詳しくお聞きします。全身の健康状態や服用されているお薬、アレルギーの有無なども確認させていただきます。不安なことやご質問があれば、どんな小さなことでも遠慮なくお伝えください。

診査・診断

レントゲン撮影や歯科用CTによる検査を行い、親知らずの位置や向き、神経との距離、周囲の骨の状態などを詳しく調べます。これらの検査結果をもとに、抜歯が必要かどうか、抜歯を行う場合の難易度などを判断します。検査結果については、画像をご覧いただきながら分かりやすくご説明いたします。

治療計画のご説明

診査・診断の結果をもとに、治療計画をご提案します。抜歯が必要な理由や抜歯の方法、治療にかかる時間、抜歯後の注意点などについて丁寧にご説明いたします。患者さまにご納得いただいた上で治療を進めますので、疑問点があればお気軽にお尋ねください。

抜歯治療

十分に麻酔を効かせてから抜歯を行います。当院では表面麻酔と35Gの極細針を使用し、麻酔時の痛みにも配慮しています。抜歯中は痛みを感じることはほとんどありませんので、リラックスして治療を受けていただけます。

縫合・止血

歯茎を切開した場合には、抜歯後に縫合を行います。ガーゼを咬んでいただき、しっかりと止血を確認してから治療を終了します。抜歯後の注意事項や、お薬の飲み方についてもご説明いたします。

抜糸・経過観察

縫合を行った場合には、1週間後を目安に抜糸を行います。傷口の治り具合を確認し、問題がなければ治療は完了です。もし抜歯後に痛みが強い、出血が止まらないなどの症状がある場合には、すぐに当院へご連絡ください。

親知らず抜歯の痛みについて

抜歯中の痛みについて

親知らずの抜歯を開始する前に、麻酔をしっかりと効かせてから治療に入ります。そのため、抜歯中に痛みを感じることはほとんどありません。当院では表面麻酔を使用し、さらに業界で最も細い35Gの麻酔針を使用することで、麻酔時のチクッとした痛みも最小限に抑えています。麻酔が効いていれば、親知らずを抜くときに強い痛みを感じることはありませんので、どうぞご安心ください。

抜歯後の痛みについて

親知らずの抜歯後、麻酔が切れてから痛みが出てくることがあります。痛みのピークは麻酔が切れた直後から翌日にかけてで、その後は徐々に落ち着いていきます。当院では痛み止めのお薬を処方いたしますので、麻酔が切れる前に服用していただくことで、痛みを和らげることができます。親知らずの生え方や抜歯の難易度によっては、抜歯後もほとんど痛みが出ない場合もあります。

痛みが苦手な方へ

痛みに対して不安が強い方には、事前に丁寧にご説明を行い、安心して治療を受けていただけるように配慮しています。麻酔の効き具合を確認しながら治療を進めますので、もし治療中に痛みを感じた場合には、すぐにお知らせください。麻酔を追加するなど、適切に対応いたします。

親知らずでお悩みの方は当院へ

親知らずの痛みや腫れ、抜歯に対する不安など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。当院では、CT検査による正確な診断と、患者さま一人ひとりに合わせた丁寧な治療をご提供しています。横向きや埋伏している親知らずにも対応しており、難しい症例については連携先の大学病院とも協力しながら、最適な治療をご提案いたします。

関内駅から徒歩0分とアクセスも良好で、土日も診療しておりますので、お忙しい方でも通いやすい環境です。親知らずのことで少しでも気になることがあれば、ぜひ一度当院へお越しください。

親知らず抜歯の費用について

親知らずの抜歯は、基本的に保険診療で対応しています。抜歯の費用は親知らずの生え方や難易度によって異なりますが、保険適用3割負担の場合で以下が目安となります。

真っ直ぐ生えている親知らずの抜歯

比較的簡単な抜歯の場合、1,000円〜2,000円程度です。歯茎を切開する必要がなく、短時間で抜歯できるケースが該当します。

斜めや横向きに生えている親知らずの抜歯

歯茎の切開や骨の削除が必要な場合、3,000円〜5,000円程度です。埋伏している親知らずの多くがこちらに該当します。

CT撮影や検査費用

初診時の検査やCT撮影には別途費用がかかります。レントゲン撮影やCT撮影を含めた初診料は、3,000円〜5,000円程度が目安です。

※上記は保険適用3割負担の場合の目安です。実際の費用は症状や治療内容によって変動しますので、詳しくは診察時にご説明いたします。当院では保険診療でもクレジットカードやキャッシュレス決済がご利用いただけます。

親知らずを放置するとどうなる?

親知らずに問題があるにもかかわらず放置してしまうと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。

虫歯が進行して隣の歯まで失うリスク

親知らずの虫歯を放置すると、手前の健康な歯まで虫歯になってしまうことがあります。特に親知らずと手前の歯の間は歯ブラシが届きにくいため、虫歯が進行しやすい場所です。最悪の場合、親知らずだけでなく手前の第二大臼歯まで抜歯が必要になるケースもあります。

歯茎の炎症が繰り返される

親知らずが一部だけ生えている状態では、歯と歯茎の間に細菌がたまりやすく、智歯周囲炎という炎症を繰り返すことがあります。炎症がひどくなると、顔が腫れたり、口が開けづらくなったりすることもあります。

歯並びや咬み合わせへの悪影響

横向きや斜めに生えている親知らずが手前の歯を押すことで、歯並びが悪くなることがあります。特に矯正治療後の方は、親知らずの影響で歯並びが後戻りしてしまう可能性もあります。

嚢胞や腫瘍ができるリスク

埋まっている親知らずの周りに、嚢胞という袋状のものができることがあります。嚢胞が大きくなると顎の骨を溶かしてしまい、大きな手術が必要になる場合もあります。

親知らず抜歯後の注意点

抜歯後の回復をスムーズにするために、以下の点にご注意ください。

抜歯当日の過ごし方

抜歯後は、ガーゼを30分程度しっかりと咬んで止血してください。麻酔が切れるまでの2〜3時間は、飲食を控えていただくことをおすすめします。当日は激しい運動や長時間の入浴、飲酒は避けてください。血行が良くなると出血や腫れが強くなる可能性があります。

お薬の服用について

処方された痛み止めは、麻酔が切れる前に服用してください。痛みがピークに達してから飲むよりも、痛みを感じる前に服用するほうが効果的です。抗生物質が処方された場合は、症状が落ち着いても最後まで飲み切ってください。

食事について

抜歯当日は、柔らかく刺激の少ない食事を選んでください。熱いものは避け、常温かぬるめのものがおすすめです。抜歯した側では咬まないようにし、反対側で食事をするようにしましょう。アルコールや辛いもの、硬いものは避けてください。

うがいについて

抜歯後24時間は、強いうがいは避けてください。強くうがいをすると、傷口にできたかさぶたが取れてしまい、治りが遅くなったり、痛みが強くなったりすることがあります。口をゆすぐ程度にとどめてください。

歯磨きについて

抜歯当日は、抜歯した部分の歯磨きは避けてください。翌日からは優しく磨いていただけますが、抜歯した部分は特に慎重に、傷口を刺激しないように注意してください。

腫れについて

抜歯後2〜3日目に腫れのピークを迎えることがあります。これは正常な治癒過程ですので、過度に心配する必要はありません。冷やしすぎると血行が悪くなり治りが遅くなるため、冷やす場合は冷たいタオルを当てる程度にしてください。

親知らずに関するよくある質問

Q.親知らずは必ず抜かなければいけませんか?

A.すべての親知らずを抜く必要はありません。真っ直ぐ生えていて健康な状態であれば、抜歯せずに経過観察することもあります。ただし、痛みや腫れがある場合、虫歯になっている場合、隣の歯に悪影響を与えている場合などは、抜歯をおすすめします。

Q.親知らずの抜歯にはどのくらい時間がかかりますか?

A.親知らずの生え方によって異なります。真っ直ぐ生えている場合は10分程度で終わることもありますが、横向きや埋伏している場合は30分〜1時間程度かかることもあります。事前の検査で治療時間の目安をお伝えいたします。

Q.抜歯後の腫れはどのくらい続きますか?

A.腫れのピークは抜歯後2〜3日目で、1週間程度で落ち着くことが多いです。当院ではテルプラグや人工骨を使用することで、腫れをできるだけ抑える工夫をしています。個人差はありますが、難しい抜歯ほど腫れやすい傾向があります。

Q.抜歯後、いつから仕事や学校に行けますか?

A.多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。ただし、抜歯の難易度や個人差によって回復の速度は異なります。大事な予定がある場合には、余裕を持って抜歯の時期を計画されることをおすすめします。

Q.上の親知らずと下の親知らず、どちらが抜きやすいですか?

A.一般的に、上の親知らずのほうが抜きやすい傾向があります。下の親知らずは骨が硬く、神経が近くを通っているため、慎重な処置が必要です。ただし、生え方によって難易度は変わりますので、CT検査で詳しく診断いたします。

Q.親知らずを抜くのに最適な時期はありますか?

A.特に問題がなければいつでも抜歯は可能ですが、大事な予定の前は避けたほうが無難です。また、女性の場合は生理中や妊娠中を避けることをおすすめします。痛みや腫れがある場合には、症状が落ち着いてから抜歯を行うこともあります。

Q.4本まとめて抜くことはできますか?

A.当院では基本的に1本ずつの抜歯をおすすめしています。複数本同時に抜歯すると、食事が困難になったり、腫れが強く出たりする可能性があるためです。患者さまの負担を考慮し、1本ずつ丁寧に対応させていただきます。

Q.親知らずを抜いた後、穴は塞がりますか?

A.抜歯後にできた穴は、時間をかけて徐々に塞がっていきます。2〜3ヶ月程度で骨が再生し、半年〜1年ほどで完全に治癒します。当院ではテルプラグを使用することで、この治癒過程をサポートしています。

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平日は19時30分まで、土日は18時まで診療していますので、平日お忙しい方でも無理なく通院していただけます。親知らずの痛みは突然起こることも多いため、急患にもできる限り柔軟に対応いたします。

当院では全室個室の診療室をご用意しており、プライバシーに配慮した空間で治療を受けていただけます。また、女性ドクターも在籍しておりますので、男性ドクターに抵抗がある方もご安心ください。

親知らずの抜歯に不安がある方、痛みや腫れでお困りの方、抜くべきかどうか迷っている方、どのようなお悩みでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。CT検査による正確な診断と、一人ひとりに合わせた丁寧な説明、痛みに配慮した治療で、皆さまの不安を解消いたします。

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